生理の前は肌あれしやすくなる??本当?嘘?
女性の身体は生理に合わせてホルモンが分泌されておりますので、生理の1週間前になると黄体ホルモンの分泌が盛んになっていきます。黄体ホルモンは皮膚の分泌を促す作用があるため、生理前になると吹き出物が増えるなど、肌荒れが起こりやすくなります。顔色もくすみがちななりますので、できるだけ刺激を与えないでバランスを崩さないように心がけましょう。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランス
排卵後の週~月経前の週は肌が荒れがち
月経開始の週~排卵前の週は肌が安定しているとき
①月経前の週
肌荒れなど、一番ひどい時期
ニキビ、吹き出物、乾燥などの肌トラブル。むくみ、眠気、無気力、憂鬱などの身体、精神トラブルが起こりやすい。
②月経開始の週
肌は前より良くなってきます。
身体:血液循環悪化で貧血気味、月経痛、便秘。精神的にも不安定
③排卵前の週
肌の状態が一番いいタイミング。
身体:便秘が解消、精神的にも安定
④排卵後の週
肌が悪くなっていくタイミング
身体:むくみ、便秘、下り坂。精神的にも調子が悪くなってくるタイミング
「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という女性ホルモンが月で活発になったり沈静化したりしていろいろな身体的、精神的な要因を引き起こしております。
特に肌荒れは黄体ホルモン(プロゲステロン)に起因していると言われております。
黄体ホルモンが皮脂の分泌を活発にして毛穴が詰まり、ニキビや吹き出物。また肌荒れを引きおこしていきます。