乾燥が限界の日、リポソームが効く理由
はじめに:乾燥が「ひどい日」に起きていること
冬の暖房、急な寒暖差、外気の刺激(花粉やPM2.5など)。こうした条件が重なると、いつもと同じスキンケアでも「つっぱる」「粉をふく」「ヒリつく」日が出ます。
ここで重要なのは、乾燥の主因が“水分が足りない”だけではなく、肌表面のバリアが弱り、水分が外へ逃げやすくなっている点です。バリアが落ちた状態では、良い成分でも刺激に感じやすく、結果として美容液を増やしても立て直せないことがあります。

乾燥の正体は「入らない」より「逃げる」
角層バリアは“レンガとモルタル”
肌のバリア機能の中心は、最表面にある角層です。角層は、角質細胞(レンガ)を、細胞間脂質(モルタル)が埋める構造で、水分の蒸発や外部刺激の侵入を防ぎます。細胞間脂質は層状(ラメラ)に高く秩序立って並び、これが“水を逃がしにくい状態”を作ります。

TEWL(経皮水分蒸散量)でバリア低下が見える
乾燥がひどい日に起きている現象を、数値の概念で言い換えると「TEWLが上がる」状態です。TEWLは、皮膚から水分が蒸発していく量を指標として捉える測定で、バリア機能の回復・低下を評価する場面でも使われます。つまり“うるおいを入れる”より前に、“逃げ道を塞ぐ(=バリア再建)”が必要になることがあります。

美容液がしみる・効かない日の落とし穴
高刺激設計は“ピーク”が立つ
乾燥ピークの日は、角層が薄くなったり乱れたりして、刺激が入りやすい状態になりがちです。ここで高い体感を狙った処方を重ねると、効果より先に刺激のピークが立ち、継続できなくなることがあります。ポイントは「体感の強さ」ではなく「毎日続けられる刺激の低さ」です。
重ねすぎ=摩擦と蒸発チャンスが増える
乾燥が強いほど、ついアイテムを増やしがちです。ただ、重ね回数が増えるほど塗布の摩擦が増え、肌表面が温まって水分が逃げる時間も増えます。乾燥ピークは“足す”より、“少ない工程で確実に保つ”が近道です。
乾燥ピークでリポソームが有効な3つの理由
リポソームは、リン脂質などでできた小さなカプセル(ベシクル)で、有用成分を包み込み、肌へ届けるための技術として化粧品領域でも研究・応用されています。
成分を守って安定させる
乾燥がひどい日は、肌に必要なのに“壊れやすい成分”を使いたい場面が増えます。リポソームは成分を包み、外部環境から守ることで、処方内での安定性を高める設計が可能です。
角層の脂質となじみやすくムラを減らす
角層のバリアは脂質の層で成り立ちます。リポソームは脂質二重膜を持つため、角層表面の脂質環境と相性がよい設計にしやすく、“点で効く”より“面で支える”塗布状態を作りやすいのが利点です(※実際の挙動は粒子径・脂質組成などで変わります)。
徐放設計で刺激の山を低くできる
乾燥ピークで一番避けたいのは、塗布直後に刺激が集中することです。リポソームは二重膜構造により、内包成分の放出をコントロールし、放出パターンを調整できる可能性があります。結果として“効かせたいのに続かない”を減らす設計がしやすくなります。
※注意:リポソームは万能ではありません。条件によっては、浸透が高まるだけでなく、逆に皮膚通過を抑えるケースも報告されています。だからこそ「何を・どこまで・どう届けるか」の設計と、肌状態に合わせた使い方が重要です。

おすすめリポソーム商品
デコルテ:王道・有名・高価格(プレミアム枠)
多重層バイオリポソームの代表格。0.1ミクロン・1滴に1兆個など“技術の分かりやすさ”も強い。17,050円
アスタリフト:研究開発系・薬用もある(悩み別に選べる)
富士フイルムの「浸透型リポソーム(角層まで)」を軸に、美白/シワ改善など目的別ライン。例:マルチチューン
a.o.e:高機能オーガニック(発酵×リポソームで整える)
アスタキサンチンをリポソーム化して配合、セラミド3種なども明記。乾燥が強い日に“整える”方向で紹介しやすい。30mL 4,995円。
失敗しない選び方:処方チェックリスト
乾燥がひどいときのゴールは「水分保持時間を伸ばす」こと。下の表で、見るべきポイントを整理します。
| 目的 | 処方で見るポイント(例) | 乾燥ピーク時の注意 |
|---|---|---|
| バリア補助 | 角層脂質に着目した設計、膜形成・被覆感が“軽く均一” | べたつきより“ムラが出ないか”を優先 |
| 水分の抱え込み | 保水成分を複合で配合し、乾くほど引っ張らない設計 | しみる日は量を減らし、回数で調整 |
| 刺激ピークを下げる | 内包・徐放などのデリバリー設計、低刺激基剤 | 反応が出たら一旦停止し、再開は少量から |
乾燥ピークで避けたいサイン
次のサインがある日は、攻めのケアより“立て直し”が先です。
- 塗布してすぐ赤くなる/熱感が出る
- いつもの化粧品でもしみる
- 皮むけ・ひび割れが続く
医療的な炎症が疑われる場合は、セルフケアの範囲を超えるため受診を優先してください。
効果を落とさない使い方:72時間リセット
量は“少なく・均一に”
乾燥ピークでは、たくさん塗るほど良いとは限りません。ポイントは「少量を、こすらず、ムラなく」。手のひらで温めて押し当てるように広げ、追加するなら“量”ではなく“回数”で調整します。
反応が出たときの切り替え基準
- 24時間以内に刺激が強まる:一旦中止、保湿中心に戻す
- 刺激はないが乾きが残る:塗布面を広げず、同じ範囲で回数調整
- 3日で落ち着く:通常量へ戻す(急に増やさない)
よくあるQ&A
Q. 乾燥がひどいほど、リポソームなら何でも良い?
A. いいえ。粒子径や脂質組成、基剤で体感は変わります。リポソームは“技術の枠”なので、肌状態に合わせて刺激が出ない設計を選ぶのが前提です。
Q. いつ使えばいい?
A. 乾燥ピークは「水分を足す」より「逃がさない」を優先する日があります。バリアが落ちたサインがあるときほど、デリバリー設計で刺激を抑えつつ、均一に支える発想が有利になります。
まとめ:乾燥がひどい日は「成分」より「届け方」
乾燥が限界の日は、角層バリアが乱れてTEWLが上がり、“足しても逃げる”状態になりやすい。そこで有効なのが、成分を守り、ムラを減らし、刺激ピークを下げやすいデリバリー設計です。リポソームはその代表例ですが、万能ではないため、処方全体と使い方(少なく・均一に・72時間で整える)までセットで考えるのが最短ルートです。
次に読むべき記事
- 「敏感肌のバリア機能が落ちたときの立て直し」
- 「乾燥の原因:TEWLとスキンケアの関係」
- 「美容液がしみる日にやるべきこと(チェックリスト)」
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