肌の健康な状態:バリア機能(皮脂膜)がしっかり働き、内側(角質層)に十分な水分量が蓄えられていること。
混合肌の状態:健康な状態から、皮脂が過剰に分泌されるため「額や鼻、あごなどのTゾーンを中心ににきびができやすい肌」でも、それ以外の肌は問題なかったり乾燥している状態や、肌の表面は皮脂でべとつきながらも、角層の水分量が不足していると肌内部は乾燥している「インナードライ」の状態の方
【原因として】
インナードライの原因:『肌内部の水不足』
●過剰なスキンケアをしている
顔の表面はフラットでないため、顔のパーツにより皮脂の厚みが違います。それを均一にするのは難しいことです。ですので、部位によりべたつきの感覚が違うのですが、それを必要以上に手入れをしすぎてしまって、必要な皮脂まで喪失してしまい、それにより体が異常感知してしまい、皮脂を過剰分泌してしまう。
●生活習慣から
睡眠不足、生活習慣乱れ、紫外線など外部刺激、ストレスなど内部刺激などにより、自身の肌保湿力と、皮脂膜のバリア機能が衰えていくと、自らこのバリア機能を維持しようと皮脂腺から、皮脂が必要以上に分泌される
部分皮脂過剰の原因:『顔の部位により皮脂分は違う』
●食生活、ストレス
全体として、皮脂の分泌のバランスが乱れているのが一番の原因になります。特に気を付けたいのが、外的要因もありますが、内部からの要因のほうが可能性が高いので、皮脂の分泌を抑えるビタミンB2、ビタミンB6を意識的に摂取するのが宜しいかと。これは「肌ビタミン」とも呼ばれる優れもの。
ビタミンB2:レバー、たまご、海苔、トウガラシ、キノコ、納豆
ビタミンB6:青魚、マグロ赤身、鶏むねささみ、ゴマ、ニンニク
それと除外していきたいのが、ファストフード系、揚げ物、スナック系と、乳脂肪分が多いチョコレートです。
【改善対策】
①インナーケア
上記のような、部分に気を付けた食生活が大切になります。
全体的に、ほかの肌質よりバランスが崩れておりますので、スキンケアだけより①③の改善が大切になってきます。
②スキンケア(アウターケア)
一番は、皮脂をなくしすぎ。洗浄力強すぎるケミカル系クレンジング、工業用石鹸(一般的な固形石鹸)などは洗浄力が強いので、必ず、そのあとの保湿をしっかり行いましょう。
できれば、混合肌の症状を起こしている時点でお肌がそこまで強くないので、洗浄力が強いものは避けたほうがよいでしょう。
しっかり洗うということは、悪い菌の増殖を抑えたりと悪いことではありません。ただし、=皮脂がなくなってしまうということにもつながってきますので、突っ張るくらい洗ってしまった肌は洗いすぎであると認識したほうがよいと思いますので、適度な保湿を残してしっかり洗うというのが理想的でございます。
③ライフケア
インナードライの方は、食生活にプラスして、睡眠も大切にしてください。ホルモンのバランス寝てる間が一番整いやすいので、皮脂も同様です。